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経済

政策金利 年1.50%で据え置き

Write: 2018-02-27 11:49:04Update: 2018-02-27 16:48:17

政策金利 年1.50%で据え置き

政策金利が、いまの年1.5%のまま据え置かれました。
韓国銀行は27日、金融通貨委員会を開き、政策金利をいまの年1.5%に据え置くことを決めました。
去年11月に6年5か月ぶりの利上げに踏み切って以来、今年1月に続いて2度目の据え置きとなりました。
韓国銀行は、追加利上げは成長と物価の流れを慎重に見極めて判断する姿勢を繰り返し示してきました。今年も3%台の成長率が見込まれるものの、景気は期待したほど上向いていません。また、アメリカが保護貿易主義を強めることで韓国の輸出が打撃を受けることが懸念されていることから景気の先行き不透明感は強まっています。
一方で、アメリカが利上げペースを加速させる動きをみせていることから、韓国も利上げに踏み切るべきとの声が上がっています。
アメリカFRB=連邦準備理事会が来月利上げすれば、アメリカの政策金利は韓国を上回ることになり、韓米の金利はおよそ10年ぶりに逆転します。さらに金利差が広がれば韓国経済への負担は大きくなるおそれがあります。
こうしたことから、韓国銀行はことし、1~2回利上げすると予想されており、次の利上げの時期は早ければ5月、または7月になるとの見方が出ています。
韓国銀行は、アメリカの利上げを重要な要因と見なしつつも、成長と物価、マクロ経済や金融市場の動向などを総合的に考慮して金利を決定するとしています。

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