韓国での永住資格、F5ビザを取得した外国人に対して、10年ごとのビザの更新を義務づける「永住権更新制度」の導入を柱とする出入国管理法改正案が、2月28日、国会本会議で可決されました。
更新しない場合は、200万ウォン以下の罰金が科せられます。
これまで韓国のF5ビザは、アメリカ、日本、カナダなどのビザと異なって、有効期限がなかったため、資格を取得した外国人の死亡や滞在地の変更などを確認することが難しくなっていました。
また改正された出入国管理法では、死刑や無期懲役、または3年以上の懲役や禁固に当たる犯罪を犯したと疑われる外国人には、捜査機関が「緊急出国停止」を要請できるようにする内容も盛り込まれました。
改正された出入国管理法は、公布から6か月後に施行されます。