メニューへ 本文へ
Go Top

社会

去年の出生率 過去最低の1.05人

Write: 2018-03-02 11:42:12Update: 2018-03-02 11:42:12

去年の出生率 過去最低の1.05人

去年、生まれた子どもの数が、初めて40万人を割り込み、合計特殊出生率が、これまででもっとも低い1.05となったことがわかりました。
統計庁が28日、発表した「2017年出生・死亡統計の暫定結果」によりますと、去年の出生数は、35万7700人で、統計を取り始めた1970年以来初めて40万人を割り込んだということです。
一人の女性が一生に産む子どもの平均数を示す合計特殊出生率は去年、1.05人となり、これまででもっとも低くなりました。
合計特殊出生率1.05人は、OECD=経済協力開発機構加盟国の平均1.68人を大きく下回り、もっとも低い水準です。
出生率が低い国とされる日本の1.46人、シンガポールの1.24人をも下回っています。
韓国の合計特殊出生率は、2005年に1.08人まで下がりましたが、政府の少子化対策に支えられ、多少上昇し、1.1人から1.2人台となっていました。
専門家は、「若年層の失業率が高く、結婚や出産を控える傾向が強まっていることから、今後も出生数40万人台の回復は難しいとみられる」と話しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >