ことし春学期の学費を、去年と同じ水準に据え置くことにした大学が、全体の97.3%を占めました。
教育部によりますと、全国の4年制大学や短期大学330か所のうち、ことし春学期の学費を去年と同じ金額にしたか、または去年に比べて引き下げた大学は321か所で、全体の97.3%を占めました。
学費を去年に比べて引き上げた大学は9か所で、引き上げの理由については「財団の財政悪化」、「大学施設の補修・改修」、「入学者数の減少」などが挙げられたということです。
去年1年間の大学の学費は、私立の4年制大学が平均で739万9000ウォン、国立・公立の4年制大学が平均で431万2000ウォンで、いずれも7年前の2010年に比べて引き下げられています。
これについて専門家は、政府が大学の学費の据え置きに向けて様々な財政支援を行っているほか、大学側も学費に対する学生や保護者の負担感を真摯に受け止めているためと分析しています。