ソウル市内の高級住宅の価格が、ここ1年間で13%上がり、世界の主要都市のなかで3番目に高い上昇率となったことがわかりました。
イギリスの不動産コンサルタント会社の「ナイトフランク」が、世界の主要都市42か所を対象に、売買価格が上位5%以内の高級住宅の価格の動きを調査しました。
それによりますと、去年9月から12月までの第4四半期に、ソウル市内の高級住宅の価格は1年前に比べて13.2%上昇しており、調査対象のなかで3番目に高い上昇率となったということです。
高級住宅価格の上昇率がもっとも高かったのは中国南部の広州市の27.4%で、続いて南アフリカ共和国のケープタウンが19.9%、ドイツ中部のフランクフルトが12.9%、フランスのパリが12%などの順となっています。
また、上位10位以内の都市のなかで、ヨーロッパの都市は4か所、アジアの都市は3か所が含まれています。
一方、調査の対象となった42の都市の上昇率の平均は4.7%でした。