韓国の国民の10人に8人は、李明博(イ・ミョンバク)元大統領に対して、「法律にもとづいて、厳しく処罰すべきだ」と考えていることが世論調査でわかりました。
世論調査会社の「リアルメーター」が14日、全国の成人男女500人を対象にアンケート調査を行って、15日、結果を発表しました。
それによりますと、「法律にもとづいて、厳しく処罰すべきだ」と答えた人は、全体の79.5%でもっとも多かったということです。
これに対して、「元大統領であるだけに、礼遇すべきだ」と答えた人は、15.3%にとどまりました。
年齢別に見ますと、処罰すべきだと答えた人は、40代で89.3%、30代で89.1%、20代で86.3%、50代で69.6%、60代以上で68.1%でした。
リアルメーターは、保守系の最大野党「自由韓国党」の支持層を除くすべての階層で、処罰すべきだという回答が多かったと説明しています。