対北韓スパイ活動で補償受けられず自殺
Write: 2003-05-06 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
北韓に潜入してスパイ活動をしていた59歳の元韓国軍将校が、政府から補償金を受けられないことに抗議して、4日自殺したことが分かり、問題を投げかけています。韓国から北韓へのスパイは、1953年の韓国戦争休戦から南北共同声明が結ばれた72年までの間に、8000人近くが送り込まれたとされ、去年までは、その存在が秘密にされていましたが、明るみにされるとともに、スパイ活動がもとで身体に障害を負ったり、退役後に就職できずにいたことに対して、政府が補償することになりました。しかし、当時、将校だった人にはこうした補償は支給されないことが最近、この人に伝えられ、ショックを受けていたということです。この人は、北韓に送り込んだ工作員の韓国への帰還を支援するチームの代表をしており、こうした補償の対象からはずされた元将校は、200人以上にのぼるということです。
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