文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が74%となり、前の週に比べて3ポイント上昇し、ことしに入って最も高くなりました。
世論調査会社の「韓国ギャラップ」が今月13日から3日間、全国の成人男女1000人あまりを対象に行った調査で、文大統領の支持率は、その前の週に行われた前回調査より3ポイント上がって74%でした。
一方、否定的な評価は18%で、4ポイント下がりました。
文大統領を支持する理由としては、「北韓との対話の再開」が16%で最も多く、「対北韓政策や安全保障」が15%でした。
韓国ギャラップは「政府の特使団が、外交成果をあげたことが影響した」と分析しています。
今回の調査では、「韓国政府の特使団が、北韓とアメリカを訪問した後、北韓の態度が変化したかと思うか」という質問に、全体回答者の53%が「そうだ」と答えており、北韓の態度の変化が文大統領の高い支持率につながっていることが浮き彫りになりました。