就業率における男性と女性の格差で、韓国は、OECD=経済協力開発機構の加盟国のなかで4番目に高い20.5%ポイントに上っていることがわかりました。
韓国銀行によりますと、2016年現在、韓国の就業率の男女格差は20.5%ポイントに上りました。
OECD加盟国の就業率の男女格差を見ますと、トルコが41.4%ポイントでもっとも高く、続いてメキシコが34.9%ポイント、チリが21.2%ポイントで、韓国は4番目に高い数値だったということです。
OECD加盟国の平均は16.4%ポイントで、日本は17.2%ポイントでした。
また、女性の就業率を見ますと、アイスランドが86.2%でもっとも高く、続いてスウェーデン80.2%、スイス79.5%、ドイツ73.6%などの順となっていますが、韓国は58.4%に止まりました。
OECD加盟国の平均は63.6%で、日本は68.1%した。
これについて韓国銀行は、女性の就業率を高めるため、性別による差別的な認識を見直すための取り組みや、仕事と家庭の両立に対する支援、保育サービスの充実などに力を入れる必要があると指摘しています。