去年1年間、韓国銀行が出した最終的な収益はおよそ4兆ウォンで、2001年に次いで2番目に高い金額となったことがわかりました。
韓国銀行によりますと、2017年の韓国銀行の総収益は12兆3880億ウォンで、去年に比べて1兆6575億ウォン減少したものの、総費用は7兆799億ウォンで2兆5220億ウォン減少しました。
その結果、韓国銀行の2017年の当期純利益は、前の年に比べて17.4%増加した3兆9640億ウォンに上りました。
2001年の4兆2000億ウォンに次いで2番目に高い金額です。
韓国銀行は、韓国の通貨危機の2007年に4447億ウォンの純損益となりましたが、翌年の2008年からは2兆ウォン以上の純利益を維持してきました。
その後、2014年の純利益が1兆9846億ウォンで7年ぶりに2兆ウォンを下回ったものの、2015年は再び2兆ウォン台の純利益を回復しました。
これについて韓国銀行は、去年は国際金融市場の金利上昇の影響で海外の資産運用による収益が増加した一方で、国内では低金利の状態が続いて通貨管理にかかる費用が縮まったため、純収益が上昇したと説明しています。