海外ネットショップでの海外通販が年々増加していますが、去年は20億ドルを超え、これまででもっとも多かったことがわかりました。
関税庁が20日、まとめたところによりますと、去年、海外通販で商品を購入した金額は、前の年に比べて29％増えて21億1000万ドルで、初めて20億ドルを超えたということです。
去年の増加率の29％は、この5年間の平均増加率の27％を上回るものです。
購入件数でも、前の年に比べて36％増えました。
国別には、アメリカが56％でもっとも多く、中国、ヨーロッパ、日本の順でした。
また、品目別には、サプリメントが20％でもっとも多く、化粧品、ファッションアイテム、電子製品なども人気でした。
これについて関税庁は、ドル安や円安などで商品価格が相対的に安くなったうえ、アメリカのブラックフライデーなど割引イベントが増えたことが背景にあると話しています。