24日から中東のアラブ首長国連邦(UAE)を訪問している韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、25日、アラブ首長国連邦のムハンマド皇太子と首脳会談を行いました。
この席で文在寅大統領は、「両国の関係がこれまでの戦略的パートナーシップから、格上げされた特別戦略的パートナーシップに発展することを願っている」と述べました。
文大統領は、また、韓国とアラブ首長国連邦の間では少々ギクシャクしていた時期もあったものの、両国の仲に悪影響をもたらすことは決してなかったと述べました。
これに対し、ムハンマド皇太子は、「両国の間ではすでに多くの分野で協力が進められているが、今後さらに発展することを期待したい。アラブ首長国連邦としても韓国との関係が格上げされることを願っている」と述べました。
両首脳は、アラブ首長国連邦の原発建設や、国防分野での協力について、両国の友好関係を象徴する重要な案件であるという認識で一致しました。
文在寅大統領は、31日までアラブ首長国連邦に滞在する予定です。