韓国南西部全羅南道黒山島沖で25日午後3時50分ごろ、客船が座礁し、6人が軽いけがをしました。
客船には客や乗務員163人が乗っていましたが、全員救助され、出動した海洋警察の警備艇や付近の漁船に移りました。
うち6人は軽い痛みを訴えるなどして近くの病院に移されました。
海洋警察によりますと、事故当時、現場の海域は濃い霧が立ち込めていて、客船は漁船との衝突を避けるために方向を変えて暗礁に乗り上げたということです。
海洋警察は乗務員などに聞き、詳しい事故の経緯を調べることにしています。
この日、濃い霧で視界が悪く、木浦運航管理センターは事故現場付近の海域で客船や漁船の運航を制限していましたが、午後2時20分ごろ、制限を解除していました。