旧日本軍慰安婦被害者の一人が、京畿道(キョンギド)広州(クァンジュ)市にある慰安婦被害者の施設「ナヌムの家」で30日に亡くなりました。90歳でした。
なくなったのは旧日本軍の慰安婦だった90歳のアン・ジョムスンさんで、13歳のときに中国に連行されて慰安婦の生活を強いられました。
アン・ジョムスンさんは、1993年に慰安婦被害者として登録、2002年から被害を証言する活動をしてきました。
これで存命中の元慰安婦は29人となりました。
旧日本軍慰安婦被害者は、ことしに入ってから1月に1人、2月にも1人が死亡しています。