韓国とアメリカは、平昌（ピョンチャン）オリンピック・パラリンピックで延期していた定例の韓米合同軍事演習を予定どおり4月1日から始めます。
このうち上陸訓練を含む実戦的な定例の野外機動演習「フォール・イーグル」は、1日から平年のおよそ半分にあたる4週間行われ、アメリカ軍1万1500人と韓国軍30万人が参加します。
これとともにアメリカ軍の戦略兵器の展開を最小限にとどめ、防御中心の演習にする予定です。
また、指揮命令系統を確認する図上訓練の「キー・リゾルブ」には、アメリカ軍1万2000人が参加し、4月23日から2週間行います。
北韓の金正恩（キム・ジョンウン）労働党委員長は、平昌オリンピック・パラリンピックの後に延期された韓米合同軍事演習について、平年並みの規模で再開することに一定の理解を示しているものとみられます。