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経済

THAAD配備への報復、撤回か 中国楊潔チ政治局員

Write: 2018-03-31 12:30:17Update: 2018-03-31 12:30:42

THAAD配備への報復、撤回か 中国楊潔チ政治局員

中国は、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備をめぐる韓国への報復措置を事実上、撤回する意向を示しました。
大統領府青瓦台の報道官によりますと、北京で開かれた中朝首脳会談の結果を説明するため、習近平国家主席の特使として韓国を訪れた中国外交のトップ、楊潔チ政治局員は、30日午後、文在寅(ムン・ジェイン)大統領を表敬訪問し、「中国は文大統領の関心事を極めて重視しており、サード問題で近い時期に目に見える成果を確認できるだろう。これを信じてほしい」と述べたということです。
楊潔チ政治局員が指摘した文大統領の関心事とは、▼韓国への中国人団体旅行の正常化 ▼中国での業績が悪化したロッテマートの円満な売却と、建設が中断している瀋陽のロッテワールドプロジェクトの再開 ▼韓国企業が製造した電気自動車へのバッテリー補助金支援などです。
ロッテは、グループが所有する韓国南部のゴルフ場をサードの敷地として国防部に提供したことで中国政府の経済報復にさらされています。

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