韓国最大手のインターネット検索ポータルサイトであるネイバーに労働組合が結成されました。
民主労総傘下のネイバー労働組合は2日、設立宣言文を発表、ネイバー本社と系列会社から加入申請を受け付けています。
ネイバー労働組合は設立宣言文で、会社が成長するにつれて初期の水平的な意思疎通は姿を消し、垂直的で官僚的な雰囲気に変わったと指摘しました。
また、設立の趣旨として、△信頼の確保と健康な成長、△透明な意思決定、水平的疎通の文化、△IT労働者の勤労条件改善と連帯、を挙げました。
IT業界は離職や転職が頻繁で、労働組合がある会社は多くありませんが、最大手のネイバーに労働組合が設立され、こうした動きがほかの会社に拡大するかに関心が寄せられています。