日本脳炎の注意報が出されました。
疾病管理本部は3日、韓国南東部の釜山(プサン)地域で日本脳炎ウイルスを媒介する蚊が発見されたことを受けて、全国に日本脳炎の注意報を発令しました。
日本脳炎の注意報は、日本脳炎ウイルスを媒介する蚊が国内で初めて発見された時に発令されます。
日本脳炎ウイルスに感染しても、99%の人には症状が現れなかったり、熱を伴う軽い症状で治まりますが、稀に命に関わる神経系の症状が現れるため、注意が必要です。去年は9人に神経系の症状が現れ、2人が死亡しています。
疾病管理本部は、蚊の活動が活発な10月下旬までは、蚊に刺されないよう注意するよう呼びかけています。