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経済

外国人投資の割合がG20で最低

Write: 2018-04-05 10:06:34Update: 2018-04-05 10:06:34

外国人投資の割合がG20で最低

ここ10年間海外に流れた投資は急激に増加している一方、韓国内に入ってきた外国人直接投資は伸び悩んでいる状態たという分析結果が出ました。
全国経済人連合会の研究機関である韓国経済研究院が5日、過去36年間(1981∼2017年)の資料を分析した結果をまとめましたが、この分析結果によりますと、1980年代には外国人直接投資(FDI)より少なかった海外直接投資(ODI)は、2010年に入り3倍近く増え逆転しています。
FDIに対するODIの金額は、1980年代には0.7でしたが、1990年代には0.9に増え、2000年代には1.9と逆転し、2010年代には2.9倍まで増加しました。韓国は2016年現在、国内総生産(GDP)でFDIが占める割合が0.8%であり、G20のうち16位に止まっています。G20にはヨーロッパ連合(EU)の議長国が含まれており、統計算出が可能な国は実質19か国であることを考慮すると韓国は数年間最下位に近い順位に止まっているといえます。
経済協力開発機構(OECD)加盟国の中でも韓国のGDPに対するFDIの割合は35か国のうち24位になっています。これは、世界金融危機直後の2009年(21位)よりも低いレベルです。
韓国経済研究院はこれについて「積極的な規制緩和と企業経営環境の改善を通じて韓国の投資先としての魅力を向上することが重要だ」としています。

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