グテーレス国連事務総長が今週中に中国の習近平国家主席と会って、韓半島問題について話し合うもようです。
共同通信が4日、国連の報道官の話として報じたところによりますと、グテーレス国連事務総長と中国の習近平国家主席が今週後半に会談し、韓半島問題について話し合う見通しだということです。
グテーレス事務総長は6日、アメリカ・ニューヨークから中国に向かいます。
グテーレス事務総長は今回の中国訪問で、習主席のほかに、李克強首相、外交トップの楊潔チ政治局委員らとも会う予定で、今月27日の南北首脳会談と5月の米朝首脳会談を控えていることから関心が寄せられています。国連の報道官は、「中国は、韓半島状況の平和的な解決策を見出し、緊張を緩和するための非常に重要な役割を担当している」として期待感を示しました。
一方、韓国政府は近く行われる南北首脳会談と米朝首脳会談の結果を踏まえ、秋の国連総会で「韓半島平和に向けた韓国と北韓、それにアメリカの3か国共同宣言」を発表する案を検討しているとされています。