老後に備えるため、民間の金融会社が提供する個人年金保険など私的年金に加入している人が1年間払っている金額は、1人当たりで225万ウォンに上っていることがわかりました。
金融監督院によりますと、2017年現在、私的年金の加入者数は560万3000人で、一昨年に比べて0.7%増加しました。
また、私的年金に払われた金額は合わせて10兆2000億ウォンで、加入者1人が1年間払う金額はおよそ225万ウォンに上っているということです。
2017年現在、私的年金の積立金は合わせて128兆1000億ウォンに上り、一昨年に比べて8.6%増加しています。
私的年金の種類別の積み立て金額を見ますと、「年金保険」が全体の74.1%でもっとも高く、続いて「年金信託」13.2%、「年金ファンド」9.5%などの順となっています。
一方、専門家は、公的年金と私的年金の両方に加入している人でも、月平均の受け取り金額は61万ウォンで、高齢者1人当たりの最低生活費である104万ウォンの6割程度に止まっているため、対策が必要であると指摘しています。