去年の韓国のODA＝政府開発援助の拠出額は、22億ドルで、世界で15番目に多いことがわかりました。
国務調整室が9日、公表したところによりますと、去年の韓国のODA拠出額はおととしに比べて1.8％減って22億ドルだったということです。
内訳を見ますと、開発途上国を直接支援する2国間援助のうち、無償資金協力は、5.1％増えて10億4000万ドルで、有償資金協力は3.4％増えて5億8000万ドルでした。
地域別には、アジアの国への援助が50.2%、アフリカが24.4%、中南米が10.7%の順でした。
国際機関を通じて間接的に支援する多国間援助は、15.9％減少して5億9000万ドルでした。
国の経済規模に対してどのくらいの割合をODAとして供与しているかを示す「対GNI＝国民総所得比」は、0.02ポイント下がって0.14％でした。
世界でODA拠出額がもっとも多いのは、アメリカで、続いてドイツ、イギリス、日本、フランスの順でした。
韓国は、去年より1段階上がって15位でした。