政府が、高麗人参やウルシなど韓半島に育つ植物から抽出した天然物質を活用し、2022年まで世界的な生活製品を10個作るという目標を立てました。
科学技術情報通信部は、11日、天然物専門家との懇談会を行い「韓半島天然物革新成長戦略」を発表しました。
科学技術情報通信部は、戦略を立てた背景について、「最近安全で人体にやさしい天然物由来の製品に対するニーズが増え、天然物製品の市場が毎年7%以上成長している。インフラと技術を活用すれば、韓国の天然物製品がグローバル市場で競争力を確保することができると期待している」と説明しています。
戦略の目標は、世界市場で国内の製品が占めるシェアを去年の2.2%から2022年には4%に増やし、去年15兆ウォンだった売上を2022年には39兆ウォンに拡大するということです。
科学技術情報通信部は、2022年まで洗剤など生活表品や食品・医薬品、化粧品など、世界的に通用する製品を10個開発できれば、目標が達成できるとみています。
このために科学技術情報通信部は、先ず韓半島の天然物に関する情報をまとめ、データベースを構築する予定です。