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社会

「セウォル号」沈没 ほかの船との衝突の可能性を調査

Write: 2018-04-14 11:28:12Update: 2018-04-14 13:11:35

「セウォル号」沈没 ほかの船との衝突の可能性を調査

2014年4月に韓国南西部の珍島(チンド)沖で沈没し、3年後の去年4月に引き揚げられた大型フェリー「セウォル号」の事故原因を原点から調べている船体調査委員会は、セウォル号が何らかの物体と衝突した可能性について調べる計画を明らかにしました。
セウォル号は、2014年4月16日、修学旅行に出かける高校生などを乗せて済州(チェジュ)島に向かう途中、珍島沖で沈没し、299人が死亡、5人が行方不明になっています。
沈没原因については、当事、検察が、船の無理な改造と過積載を指摘し、ほかの船との衝突や座礁の可能性、国家情報院が介入したとする疑惑については、すべて事実ではないとする最終調査結果を発表していました。
しかし、船体調査委員会は13日、引き揚げた船体を調べた結果、船のバランスをとる左舷の装置が外部の強い力で損傷した痕跡があるほか、復元した乗用車のブラックボックスの映像から、貨物室の車両で通常の加速度の50倍もの衝撃を受けた際に生じる動きが確認できたということです。
このため船体調査委員会は、セウォル号が何らかの物体と衝突して沈没した可能性について調べるため海軍など関係機関に資料の提出を要請し、精密調査を行う計画を明らかにしました。

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