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経済

女性賃金差別や「ガラスの天井」深刻

Write: 2018-04-26 10:39:43Update: 2018-04-26 10:39:43

女性賃金差別や「ガラスの天井」深刻

韓国の職場の中での両性平等のレベルがアジア・太平洋の国々の中でも低いという調査結果が出ました。
アメリカの経営コンサルティング企業のマッキンゼーが25日に発表した「同等の力:アジア・太平洋における両性平等の拡散」という報告書によりますと、韓国は職場での両性平等の点数が0.39点で、18か国の平均0.44点を下回りました。
韓国の点数はパキスタン(0.22点)、インド(0.30点)、バングラデッシュ(0.34点)、ネパール(0.38点)に次ぐ5番目に低いものでした。
この点数は、女性の労働市場への参加、専門職や技術職での割合、同種業務での賃金の格差、役員への進出割合などを評価したものです。
点数が最も高い国は、フィリピン(0.73点)で、ニュージーランド(0.72点)、シンガポール(0.68点)も高い方でした。韓国は、ここで、中国(0.51点)や日本(0.42点)よりも低い点数でした。
性別による賃金の格差は、調査対象の国の中で最も大きいものでした。
ほぼ同様の仕事している場合でも韓国女性は、男性の45%の賃金をもらっているということで、調査対象のなった17か国の中で最も低い割合でした。
17か国の平均は56%でした。
これはバングラデッシュ(46%)、パキスタン(48%)、インド(50%)より大きい格差です。
また、今回の調査では、韓国では、女性が会社の役員など高位職へ進出をするとき妨げになるいわゆる「ガラスの天井」も固いという結果が出ました。幹部職で女性が占める割合が、韓国の場合男性の12%の過ぎず17か国の中最下位から2番目でした。これは、平均値(25%)を大きく下回るもので、最下位はミャンマー(3%)でした。
一方、女性の専門職・技術職への進出の割合は、男性の93%になり、平均値(95%)に近いものでした。順位としては、17か国のうち、10位です。

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