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経済

三星電子株 50対1の額面分割

Write: 2018-04-26 10:41:11Update: 2018-04-26 10:41:25

三星電子株 50対1の額面分割

三星電子が、50対1の株式分割を行います。
韓国取引所が26日に発表したところによりますと、三星電子は額面分割のために30日から取引停止に入ります。
三星電子の株は、取引日三日間、取引が停止され、5月4日に再上場されます。このとき額面価格は5000ウォンから100ウォンに下がります。その代わりに株式の数は50倍に増え、株価は1株250万ウォン台から5万ウォン台に下がります。
1株の株価が安くなれば、個人投資家も買いやすくなるため需要が増え、株価が上がる可能性があるというのが一般的な分析です。
しかし額面分割の効果は短期に止まるだろうという見方もあります。
ハイ投資証券の研究院は、これについて「過去の大手上場会社の額面分割事例では、分割直後は株価が高い上昇率で上がるが、2~3週後には元に戻る傾向があった。今回の三星電子の額面分割は確実にいい影響があると思われるが、効果は2~3週程度の短期に止まるだろうと思われる」との見込みを示しています。
株式の数が大幅に増加し、1株当たりの株価が安くなるだけに取引量は増えるものと見られます。
NH投資証券の研究院は、これついて「2015年以降有価証券市場の額面分割事例39件を分析した結果、24件は取引量が増えていた。特に時価総額が大きい種目の場合、流動性の増加により取引量の増加の幅が大きかった」と説明しています。
しかし、三星電子の株価は額面分割の効果よりはファンダメンタルと業況によって方向が決まるだろうというのが大方の見方です。

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