韓国と日本の友好関係の象徴とされる「朝鮮通信使祭り」が4日から6日まで釜山(プサン)竜頭(ヨンドゥ)山公園と光復(クァンボク)路一帯で開かれます。
この祭りは、17世紀初めからおよそ200年にわたって、韓国から日本に文化を伝えた朝鮮通信使行列を再現し、韓日交流の促進につなげようと2002年から行われています。
ことしのフェスティバルのテーマは、韓国と日本が朝鮮通信使の記録物をユネスコ=国連教育科学文化機関の世界記憶遺産に共同で登録したことを記念して、「ともに未来へ」になったということです。
メインイベントとなる朝鮮通信使の行列の再現は、2000人あまりが参加して、5日、竜頭山公園と光復路一帯で行われます。
4日と5日には、両国芸術団による公演「朝鮮通信使の夕べ」が行われます。
また、フェスティバルの期間中は、朝鮮通信使歴史館や釜山博物館、国立海洋博物館で、世界記憶遺産に登録された記録物の展示が行われます。