北韓が、平壌（ピョンヤン）と韓国の仁川(インチョン)との間に航空路線の開設を要求し、ICAO=国際民間航空機関のアジア太平洋地域事務所長らが週明けにも北韓を訪問し、北韓側と協議する予定です。
新たな航路の開設にはICAOの承認が必要です。
複数の韓国メディアによりますと、北韓がICAOに平壌・仁川間の航路開設を要請したのはことし2月から3月の間で、ICAOは「路線の開設を肯定的に検討する」とする意思を韓国政府に伝え、韓国が北韓の提案を検討中だということです。
国連による制裁措置で、現在、北韓が国際線の定期便を運航している都市は、北京、瀋陽、ウラジオストックに限られています。