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経済

韓国はOECD17位 低い労働生産性が課題

Write: 2018-05-07 14:46:46Update: 2018-05-07 14:46:46

韓国はOECD17位 低い労働生産性が課題

1時間当たり労働生産性は、OECD加盟国の中で低い水準にとどまっていることが分かりました。
OECDのまとめによりますと、去年の韓国の1時間当たりの労働生産性は34.3ドルでおととしに比べて1.4ドル増えました。
韓国の時間当たり労働生産性は2011年に初めて30ドルを超え、その後は増え続けています。
去年は、企業の構造改革による労働投入量の減少や不動産景気の活性化などで2010年以来7年ぶりの大幅な増加となりました。
しかし、先進国に比べると時間当たり労働生産性は依然として低い水準にとどまっています。
韓国の労働生産性はOECD加盟国のうち、集計されている22カ国の中で17位でした。
1位のアイルランドは88.0ドルで、これに比べると38%程度の水準です。
韓国とGDPが同じ水準のスペイン47.8ドルに比べても低い水準です。
一方、世界銀行の2016年のまとめによりますと、韓国のGDP=国内総生産は1兆411億ドルで、世界で11番目でした。
このようにGDPは世界11位ですが、時間当たり労働生産性がほかの国に比べて著しく低いのは、韓国では残業が多いことも理由の一つとされています。
2016年に韓国の1人当たり労働時間は年平均2067時間で、OECD加盟国平均1764時間より305時間も多くなっています。
休日を除くと、毎日1時間以上残業していることになりますが、労働時間が多いにもかかわず、生産性は劣っていることになります。
労働時間が短い国としてはドイツ1363時間、フランス1472時間などでした。

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