中国当局が、韓国への団体旅行を武漢地域で許可したのに続き、重慶地域でも7日から許可しました。
北京の消息筋が7日、明らかにしたところによりますと、7日に会議が開かれ、 重慶で中国人の韓国への団体旅行が許可されたということです。条件は北京や山東省とほぼ同じで、ロッテホテルへの宿泊やロッテ免税店でのショッピングを除外することや、韓国旅行商品を低価格にしてはならないとの指示があったもようです。
中国当局は去年11月に北京と山東省の一般の旅行代理店に限って、韓国への団体旅行の取り扱いを許可したのに続いて、今月3日、武漢地域でも許可しています。
今回新たに重慶で許可されたことで、韓国への団体旅行が許可された地域は、北京、山東省、武漢、重慶の4つに増えました。
中国は、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備への報復措置として、去年3月から自国の旅行代理店に韓国への団体旅行の取り扱いを禁じており、韓国政府は、中国政府に対して禁止措置を解除するよう求めてきました。