大統領府青瓦台の関係者は9日、米朝首脳会談の場所について、平壌で開催されることはないだろうとの見方を示しました。
この関係者は東京で記者の質問に対して、アメリカのポンペイオ国務長官の今回の北韓訪問の目的について、米朝首脳会談の日時と場所、抑留者の解放だと予想していると答えました。
また、米朝首脳会談が平壌で開催される可能性についての質問に、平壌は当初から深く考慮されていなかったとしたうえで、板門店または第三国で開催される可能性が高いと見るべきだとしました。
具体的な日時と場所については、ポンペイオ国務長官が帰国したあとで公表されるだろうとの見方を示しました。
ポンペイオ国務長官は3月末から4月初めにかけて平壌を訪問し、金正恩国務委員長と会談しましたが、今回の訪問ではアメリカ人抑留者3人の解放や首脳会談の日時や場所について最終的に調整するものとみられます。