史上初の米朝首脳会談が来月12日、シンガポールで開催することが決まったことから、文在寅（ムン・ジェイン）大統領と金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長との間に最近開設されたホットラインによる電話会談が、近日中に行われる見通しです。
この電話会談では、9日に2回目の平壌（ピョンヤン）訪問をしたアメリカのポンペイオ国務長官が金委員長に伝えたトランプ大統領のメッセージについて意見を交わすものとみられます。
朝鮮中央テレビは10日、トランプ大統領が提案した新たな代案を高く評価すると報じており、この「新たな代案」をめぐって意見交換するものとみられます。
また、文大統領は米朝首脳会談後に行う予定の南北米3か国首脳会談についても言及するものとみられています。