歩きながらスマートフォンを操作するいわゆる「歩きスマホ」が原因で発生する歩行中の事故が、全体の6割を占めていることがわかりました。
保険会社の三星(サムスン)火災によりますと、2014年から2016年の間、損害保険会社に報告された「歩行中の不注意による事故」の数は合わせて6340件に上りました。
なかでも、歩行中のスマートフォンの操作が原因で発生した事故の割合は全体の61.7%を占めているということです。
また、歩きスマホによる事故で負傷した人の5割を10代と20代の若者が占めていたほか、事故の71%が午前8時から9時までの時間帯で発生しています。
これについて専門家は、なかでも横断歩道など道路を渡る際、交通事故などに巻き込まれる恐れがあるため、歩きスマホは極めて危険であると指摘しています。