知事や市長などの地方選挙に立候補する現職の国会議員4人の辞表が14日の国会本会議で受理され、6月13日に統一地方選挙と同時に投・開票が行われる国会議員の再選挙・補欠選挙は合わせて12選挙区に増えました。
再選挙・補欠選挙は、ソウル市の2つの選挙区を含めた首都圏をはじめ、慶尚道、全羅道、忠清道など、全国各地の12の選挙区で行われることになり、統一地方選挙と並んで、幅広く民心を確認できる選挙になりそうです。
国会の議席数を政党別にみますと、300議席のうち、与党「ともに民主党」が118議席、第1野党の「自由韓国党」が113議席、第2野党の「正しい未来党」30議席、「民主平和党」14議席 、「正義党」6議席などとなっています。
与党と第1野党の議席数の差はわずか5議席で、今回の再選挙・補欠選挙の結果次第で、第1党が入れ替わる可能性があります。
一方、40日以上空転を続けていた国会は、与野党が劇的に合意にこぎつけ、15日から本格的な議事日程が始まりました。
与野党は、まず、与党の党員らによるネット世論操作事件に対する特別検察官の導入に関する法律や、補正予算案の審議を18日に同時に行うことで合意しています。