韓国の国民がもっとも不安を感じているリスクは、PM2.5=微小粒子状物質による大気汚染であることがわかりました。
政府系の韓国保健社会研究院が去年、全国の成人男女3800人あまりを対象に様々なリスクに対する不安度を調査して14日、結果を発表しました。
それによりますと、不安度がもっとも高かったのは、PM2.5などによる大気汚染で、続いて景気低迷、低成長、高齢化による社会問題、水質汚染、北韓の核問題の順でした。
これに対して、不安度が低かったのは、洪水、台風、地震、津波、家族解体などでした。
韓国保健社会研究院は、「去年の初めごろから大気中のPM2.5などの濃度が高くなったことで、環境への不安が高まったとみられる」と説明しています。