現代商船前社長「北韓への送金は南北首脳会談のため」
Write: 2003-05-11 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
現代グループが2000年の南北首脳会談の前に、政府の意を受けて 北韓に巨額の資金を送った疑惑を捜査している特別検事チームは、この疑惑のカギを握っているとされる現代商船前社長の金忠植氏を、9日、徹夜で取り調べました。調べに対して、金忠植前社長は、「2000年6月に、産業銀行から、小切手26枚、総額2,235億ウォンを引き出したその当日、国家情報院の職員がその小切手を受け取っていった。国家情報院が北韓への送金の全過程を主導した」と述べたということです。金忠植前社長はまた、現代商船が流動性危機打開のためとして銀行から借り入れた4000億ウォンが北韓に送金された経緯について、「南北首脳会談にプラスになればという意図が政府にあったものと思う」と述べたということです。金前社長は、2000年6月、産業銀行の4000億ウォンの貸し出し約定書に署名しなかったことから、当時の鄭夢憲現代峨山会長と摩擦を引き起こして、おととし10月に辞任し、去年9月からは病気の治療のためアメリカに長期滞在していましたが、今月7日帰国し、特別検事の取調べに応じたものです。
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