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政治

光州民主化運動記念式典 国務総理が「真相究明」強調

Write: 2018-05-18 13:20:48Update: 2018-05-18 14:39:57

光州民主化運動記念式典 国務総理が「真相究明」強調

Photo : YONHAP News

韓国南部の光州(クァンジュ)で民主化運動が起きて38年目となる18日、光州の国立墓地で記念式が行われました。
光州民主化運動は、1980年5月18日に、民主化を求めて光州の学生や市民が鎮圧軍部隊と衝突し、軍の発砲によって200人以上が死亡または行方不明になったもので、今年で38年となります。
記念式には、李洛淵(イ・ナギョン)国務総理など政府の関係者や、各政党の代表、遺族、市民など5000人が出席しました。
李洛淵国務総理は挨拶の中で、「責任を負うべき人が事実をゆがめ、光州の名誉も毀損した。真実の審判を避けることはできない」と述べました。
そのうえで、文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後に制定された光州民主化運動に関する特別法にもとづき真相糾明委員会が9月から活動すれば、制約を受けたり疑惑を残したりすることなく、真実を完全に明らかにできると期待を示しました。
李洛淵国務総理はまた、「過去の政権の犯罪的な行いに深い遺憾の意を表する」と述べ、「事実が確認され次第、政府としての立場を示す」と述べました。
光州事件をめぐっては、全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領が、軍がヘリコプターから市民に向けて射撃した事実を回顧録で否定したことについて、死者に対する名誉毀損(きそん)罪で今月初めに在宅起訴されました。

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