格安航空の営業利益が昨年の倍を超えるなど、実績が改善しています。
航空業界と国土交通部などによりますと、格安航空6社のことし第１四半期の売上は1兆1760億ウォン、営業利益は1861億ウォンでした。
前の年に比べると、売上は34.2％増え、営業利益は130.9％と大きく増えて、倍を超えました。
格安航空6社の営業利益は業界1位の大韓航空の売上を上回っています。
中国人観光客が減少する一方で、東南アジアや日本路線に積極的にシフトしたことや、ウォン高で航空機のリース負担が軽減したことなどが、実績改善につながったとされています。
格安航空の中では、済州航空の実績が最も大きく改善し、売上3086億ウォン、営業利益464億ウォンで、第1四半期としては過去最大でした。
既存の航空会社のアシアナ航空も実績が昨年の倍に改善し、航空会社の中で黒字の規模が縮小したのは大韓航空だけでした。