釜山の日本総領事館付近に置かれている「徴用工像」を巡り、市民団体が23日午後、設置を促す集会を行いました。
集会にはおよそ200人が参加し、日本政府と、徴用工像の設置を阻止する外交部などの政府機関を糾弾しました。
集会の参加者たちは、集会終了後、徴用工像を設置するために日本総領事館に向かって行進を始めましたが、警察に阻止されました。集会参加者はおよそ1時間警察と対峙した後、解散しました。
市民団体などは、今月の1日、 釜山総領事館前に徴用工像を設置しようとしましたが、警察によって阻止され、日本総領事館から60メートル離れた場所に置かれたままになっていました。集会が開かれた23日は、管轄の自治体が 徴用工像の設置を主導している市民団体側に徴用工像を自主的に撤去するよう命令した期限です。