産業通商資源部は、25日、一般家庭や小型店舗など消費者が節約した少量の電気を電力市場で販売できる小規模資源取引事業を来月1日から11月30日までテスト運用すると発表しました。
来月からテスト運用する資源取引は、電気使用が集中する時間帯に消費者が電気使用を減らすと報酬がもらえる制度です。これまでは、電力削減の余力が多く、収益性を確保しやすい工場などの大規模の事業場を中心に資源取引事業が運用されていました。
今回のテスト運用では、節約した分の電力量について、1キロワット当たり1500ウォン相当の現金を支払ったり、通信費用の割引やポイント支給などの方法で報酬を与える計画です。
産業通商資源部は、今回のテスト運用の結果をふまえ、適切な報酬額や運用方法などを検討し来年下期には、国民資源取引制度を正式に導入する計画だということです。