韓国銀行が28日に発表した「2017年企業経営分析」によりますと、韓国企業は昨年、売上と収益は増え、費用や負債は減るなど、好成績を収めたことが分かりました。
この調査は金融機関を除く営利法人2万3145社を対象に行われました。
平均営業利益率を見ますと、7.4%で、100ウォンの売上に対して営業利益は7.4ウォンだったことになります。
2010年以降7年ぶり、最も高い利益率でした。
また、企業の成長性を表す売上額は9.9%、資産増加率は5.5%で、いずれも昨年の増加率を上回りました。
売上額は大企業と中小企業を問わず増加しましたが、資産増加率は大企業は増加率が拡大したのに対して、中小企業は増加率が縮小しました。
収益性を表す売上額に対する営業利益率は、昨年の6.2%から7.4%に、純利益率は6.0%から7.6%に、大企業と中小企業ともに増加率が拡大しました。
一方で、販売管理費比率は15.0%から14.2%に、売上原価率は78.9%から78.4%に減り、費用はの削減が進みました。