韓国では、これまで財産を長男により多く相続するという考え方が根強かったのですが、最近では、高齢者の10人に6人が、財産を子どもに均等に分配したいと考えていることが調査でわかりました。
保険福祉部が去年4月から11月まで全国の65歳以上の高齢者1万人あまりを対象にアンケート調査を行って28日にまとめた「2017 高齢者実態調査」によりますと、「望ましい財産の処理方式」について質問したところ、「子どもに均等に分配する」と答えた人は、全体の59.5%に上ったということです。
続いて、「自分や配偶者のために使う」が17.3%、「長男に多く相続する」が9%、「経済的に厳しい子どもに相続する」が6.1%、「親孝行した子どもに相続する」が3.5%、「社会に還元する」が2.6%、「長男にだけ相続する」が2%の順でした。