中国の国営メディアは、韓半島問題で中国は脇役ではないと強調しました。
人民日報の姉妹紙、環球日報はこのほど、「韓半島の問題で中国の役割を制限すべきだとする主張は極めて遺憾だ」とし、人民日報系の英字新聞、グローバルタイムズは、「韓国とアメリカは中国が脇役を務めることを望んでいるが、中国を排除したまま主だった決定をすることはできない」と主張しました。
いずれも、中国が韓国戦争の休戦協定の当時国であることを指摘し、中国の役割を強調しています。
また、一部の中国メディアは、文在寅大統領が南北米3カ国の首脳会談に言及したことについて、中国を排除しようとしていると批判しました。
こうした動きは、韓半島問題で中国の影響力を維持していくための試みと受け止められています。