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社会

釜山の徴用工像 強制撤去へ

Write: 2018-05-31 15:15:40Update: 2018-05-31 15:15:40

釜山の徴用工像 強制撤去へ

Photo : YONHAP News

釜山の日本総領事館付近に置かれていた徴用工像が強制的に撤去され、移されました。
釜山市東区庁は31日午後2時過ぎに、日本総領事館付近に置かれていた徴用工像を強制的に撤去する行政代執行を行いました。
この過程で、市民団体のメンバーらと警察の小競り合いがありましたが、けが人は出ませんでした。
撤去された徴用工像は、釜山市南区にある「国立日帝強制動員歴史館」に移転されました。
「国立日帝強制動員歴史館」は、「政府方針であり、臨時保管であるため設置を受け入れる。徴用工像は、たくさんの人が観られるように1階ロビーに置くことを検討している」と話しています。
しかし市民団体は、徴用工像を日本総領事館前の旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像の隣に設置することを求めているため、対立は当面続くとみられます。
市民団体は、当初今月1日のメーデーに日本総領事館前の少女像の隣に設置しようとしていましたが、政府が 「外国公館の安寧の妨害や威厳の侵害を防止するための措置」を義務づけたウィーン条約を理由に警察が設置を阻止したため、少女像から40メートル離れた歩道の真ん中に置いていました。
行政案全部、国土交通部、外交部などの政府側と市民団体は31日、東区庁で徴用工像の設置をめぐる協議を行いましたが、意見の隔たりは狭まりませんでした。

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