6月13日に国会議員の再・補欠選挙が行われる12選挙区のうち11選挙区で、与党の候補が優勢であることが4日、わかりました。
KBS、MBC、SBSの地上波放送3局が世論調査機関に依頼して今月1〜3日に行った世論調査の結果によりますと、国会議員の再・補欠選挙が行われる12選挙区のうち11選挙区で、与党「ともに民主党」に所属する候補が優位に立っています。
「ともに民主党」は、これまで保守政党が優勢だったソウル松坡(ソンパ)乙や慶尚南道(キョンサンナムド)金海(キムヘ)乙などの地域でも優勢です。
これに対し、保守系の最大野党「自由韓国党」は、候補を出した10選挙区すべてで劣勢であることがわかりました。
地域別にみますと、最大の激戦地とされるソウル・松坡乙で、与党「ともに民主党」の崔宰誠(チェ・ジェソン)候補が39.2%の支持率となり、「自由韓国党」のペ・ヒョンジン候補(18.4%)を大幅に上回っています。
また、これまで保守政党の票田とされてきた釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)乙でも、与党「ともに民主党」のユン・ジュンホ候補が35.7%の支持率となり、「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表の側近とされる金大植(キム・デシク)候補の支持率(16.3%)を上回っています。