アメリカのトランプ大統領が韓国駐留アメリカ軍の規模縮小または撤退を依然として考慮しているとの見方が示されました。
アメリカのワシントンポスト紙は7日、コラムを掲載し、「トランプ大統領は、ほぼ2年間にわたって、およそ2万8000人が駐留している韓国から多くのアメリカ兵士を撤退させることについて言及してきた。米朝首脳会談後、それを強行する大きなチャンスを得ることになるだろう」と指摘しました。
そのうえで、「トランプ大統領は、アメリカにとって在韓米軍の駐留が戦略的に必要であるとの考え方に同意しないようにみえる」としています。
コラムではまた、「アメリカ国防総省が防衛費分担金をめぐる韓国政府との交渉で成果を上げられなかった場合、トランプ大統領は、在韓米軍の規模削減を進めるためのもう一つの口実を手に入れることになるだろう」としています。