ソウルの南、京畿道果川(クァチョン)市にあるソウル大公園で、先月2日、シベリアトラの赤ちゃん4匹が誕生しました。
シベリアトラは韓国では通称「白頭山トラ」と呼ばれ、絶滅危機の野生動物1級に指定されています。
ソウル大公園でシベリアトラが繁殖に成功したのは2013年以来で、トラは普通、一度に2-3匹の赤ちゃんを産みますが、一度に4匹も生まれたのは世界的に珍しいことです。
今回生まれた4匹の親のトラは「世界動物園水族館協会」が管理する国際トラ血統書に登録されており、赤ちゃんトラも近く正式に登録される予定です。
赤ちゃんトラは順調に成長しており、ソウル大公園では来年初めに一般公開する予定です。