就業者数の増加幅が7万人あまりとなり、10万人を割り込みました。
統計庁が15日、発表した「5月の雇用動向」によりますと、先月の就業者数は、前の年に比べて7万2000人増え、2706万4000人だったということです。
就業者数の増加幅は、3か月連続で10万人台にとどまっていましたが、先月は10万人を割り込みました。
これは、1万人の減少となった2010年1月以来もっとも小さいもので、就業者数の増加幅が4か月連続で20万人を下回ったのは、2008年の金融危機以来です。
雇用率は、前の年に比べて0.2ポイント下落して、61.3%でした。
失業者数は、12万6000人増えて、112万1000人、失業率は、0.4ポイント上昇して、4%でした。
統計庁の関係者は、「10代後半の人口の減少が続き、全体の就業者数は伸びにくい構造となっている。そのうえ、自動車、造船などの構造調整の影響で、製造業の就業者数も減った」と説明しています。