6.15南北共同宣言18周年を迎えて記念式典が15日、ソウル市庁前の広場で開かれます。
6.15南北共同宣言実践韓国側委員会の関係者は、「ことし4月27日の南北首脳会談で板門店宣言が行われてから迎える記念式典であるだけに、意味が大きく、多彩な行事を準備した。板門店宣言の実践に向けた各界の決意が結集する場になると期待する」と話しています。
記念式典の本行事は午後7時から行われますが、その前に事前行事として平和統一博覧会「ここは板門店です」が開かれます。
博覧会は、▲ 板門店宣言の記念撮影スポット ▲ 平壌旅行の相談コーナー ▲ 統一ハンコ作りなどの体験イベントを中心に開かれます。
本行事では、韓国側委員会が南北・海外共同決議文を発表するほか、大型の韓半島旗を利用したパフォーマンスなど多様な公演が行われます。
6.15南北共同宣言は、2000年6月に開かれた初めての南北首脳会談で、会談最終日の6月15日に当時の金大中大統領と金正日国防委員長との間で締結された南北の交流・協力の活性化などを盛り込んだ合意文書です。
ことしは、南北高位級会談の結果により、北韓と共同で記念式典を行うことが期待されましたが、日程上の理由でかないませんでした。