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政治

国家情報院歴代院長に実刑判決 朴槿恵政権への裏金上納

Write: 2018-06-16 11:34:32Update: 2018-06-16 11:34:32

国家情報院歴代院長に実刑判決 朴槿恵政権への裏金上納

Photo : YONHAP News

朴槿恵(パク・クネ)前大統領の在任中に、国家情報院が朴前大統領に裏金を上納していた事件で、ソウル中央地方裁判所は15日、歴代の院長3人に実刑判決を言い渡しました。
判決は、駐日大使を務め、2015年12月の日韓慰安婦合意を韓国側で主導した李丙琪(イ・ビョンギ)被告(71)に特定犯罪加重処罰法(国庫損失)違反などの罪で懲役3年6か月、南在俊(ナム・ジェジュン)被告(73)に懲役3年、李炳浩(イ・ビョンホ)被告(77)に懲役3年6か月でした。
3人の被告は、朴槿恵政権時代に、国家情報院長に割り当てられて使途を明らかにする必要がない「特殊活動費」と呼ばれる資金を流用する形で、当時の朴槿恵大統領に合わせて35億ウォン以上を裏金として提供したとして起訴されました。
判決は、「特殊活動費を上納した行為は、国の資金の損失にあたる。大統領が要求したという理由だけで裏金を渡したのは、事業の目的の範囲を逸脱したうえに違法だ」と認定する一方、検察が主張していた賄賂性については否定しました。
この事件で検察は、朴槿恵被告に対して、懲役12年、罰金80億ウォン、追徴金35億ウォンを求刑していました。
今回の判決は、今後の裁判にも影響を与えるものとみられます。

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